ハゲのトリセツ

毎日たのしーなー。

大酒飲んでやらかした90歳(182日目)

 

<十五から 酒を飲み出て けふの月>

 

松尾芭蕉の弟子、宝井其角にそんな一句があるそうです。15歳からお酒を飲み始めたなんて、ずいぶんと早熟だこと。

 

誰しも、そう思うだろうと思ったら、現代史を追究してこられた歴史家、半藤一利さんは真逆の感想を抱いたみたい。「ずいぶんと遅かりし其角どの、と言いたくなる」と書いておられます。

 

以下、朝日新聞日曜版の「歴史探偵おぼえ書き」からーーー。

 

呑んべえおやじの晩酌に付き合わされ、私が万病の薬を飲み出したのは小学校1年生のとき。

 

「坊、お前も小学校に無事入学したのだから、もう大丈夫。1杯付き合え」と言われ、コップ1杯のビールをゴクゴクとやってみた。苦かったが、うまかった覚えがある。

 

(中略)以来、80有余年。盃の上に盃を重ねてきた。槍でも鉄砲でも持ってこい、女房なんて怖かあないや! と、阿呆の限りを尽くし、と言うほかはない我が生涯である。

 

 

あれま。大歴史家で高名な作家だとばかり思っていましたが、そんな一面があったとは。小1でもう飲み助ですか(笑)そこから80年も大酒を飲み続け、良い酔い方とは思えませんなあ。

 

hagenotorisetsu.hatenablog.com

 

さらに、それで終わりかと思ったら、さにあらず。ご高齢にもかかわらず、すごい展開を見せます。

 

さて、ある夜、きれいな秋の月の光を浴びながら、年齢を忘れてかなり千鳥足もいいところで、(中略)歌いながら歩いてくると、石にでもつまずいたのか、すっ転んだ。いや、字義通り、「ズデンドウ」というド派手な転びようだったようで、自分でもその瞬間の己の動きは分からない。

 

結果は右脚の大腿骨の骨折。(中略)救急車で病院に運ばれて、全身麻酔の手術の上で、ベッドにどでんと横たわるだけの身となった。医師に全治2カ月と知らされ、かなり愕然とした。

 

今、これを書いているのはリハビリ病院の一室。リハビリの猛鍛錬の合間を縫ってのことで、とても週一辺のこの連載を続けるのは無理なことと観念した。

 

誠に申し訳ないが、これにて打ち止めとする。ご愛読ありがとうございました。

 

 

世の中にはさまざまな連載があり、長寿のもの、短命なもの、未完のものと色々ですが、こういう終わり方ってあるのね。びっくりだわ。

 

平たく言えば、「おれ、酔った勢いで足折っちゃった。リハビリで忙しいから、もうや~めた」ってことですよね。朝日さんも完全にもらい事故だなあ。

 

べらんめえ調を交えたざっくばらんな書き口が好きだっただけに、とても残念です。酒は飲んでも飲まれるな、ってホントですねえ。

 

ところで半藤さん、連載に毎回、ご自身のイラストを添付していました。

 

↓ これです。


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イラストだから簡略して描かれていますが、まあ完全なるハゲですな。やっぱり、頭を使う商売ってのはハゲやすいのでしょうかねえ。歴史家ほどじゃないけれど、私もホワイトカラー側だから、気になる………。

 

ただ、少量のお酒は髪の毛にもいいと書き続けてきた身としては、ハゲの原因は大酒を飲む人だったからという理屈付けはできるのかも。

 

hagenotorisetsu.hatenablog.com

 

90歳近くにもなってグダグダになるまで飲み、その勢いで転んで足を折るくらいだから、そりゃあ飲み過ぎだわ。頭皮には良くないよなあ。

 

他山の石としよう。

 

さて、AGA(薄毛)治療生活は182日目です。今朝はこんな感じでした。


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 な~んか、抜け毛が気になるんですよ。このところ。秋だから?