ハゲのトリセツ

毎日たのしーなー。

道に落ちているボタ餅は馬糞(129日目)

 

若者が野道に落ちていたボタ餅を見つけ、拾って食べると馬糞だった。旅人が夜道に現れた美しい女の人に勧められ、風呂に入ると肥溜めだったーーーー。鳥取県境港市出身の漫画家水木しげるさんは幼いころ、そんな不思議な話を近所のおばあさんに聞かされて育った。

 

本日は2019年8月12日付の毎日新聞のコラム「余禄」から。朝日の天声人語、読売の編集手帳とコラムも各紙それぞれですが、個人的に余禄が一番興味深いと思っています。なんつうか、読んでみたいと思わせる書き出しであることが多いんです。

 

hagenotorisetsu.hatenablog.com

 

今回も導入部は「ん?」と思わせる妖怪話。お盆の直前にお化けの第一人者、水木しげるさんを題材に持ってくるのって、よくあるパターンですが、読み進めやすいことは確かです。

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本名は武良茂さん。経営するアパートが面する「水木通り」からペンネームを取った

 

余禄は水木さんの原点に触れつつ、「お盆だから先祖を大切にしよー」とテンプレートなまとめにつなげていくんですが、そこはまあ、ご愛敬。

 

おばあさんは「のんのんばあ」と呼ばれていた。のんのん、とは神様や仏様の意味だ。みこのような存在だったのだろう。水木さんはエッセーに「僕のお化けの教師」と書いた。この人と出会わなければ、あの妖怪漫画は生まれていなかったかもしれない

 

のんのんばあ、ねぇ。響きだけからすると、神様仏様ってより、なんか可愛いおばあちゃんを想像してしまいますが、地域の子どもたちに昔話を語って聞かせるおばあさんて、今やいなくなってしまいましたね。

 

ところで、髪の毛談義が真骨頂の当ブログとしては水木漫画によく登場する「毛」にまつわる妖怪(お化け)に触れざるを得ません。代表例を挙げると…

・毛羽毛現(けうけげん)

・毛倡妓(けじょうろう)

・丸毛(まるげ、まるも)

・おとろし

・麻桶毛(まゆげ、あさおけのけ)

・青女房(あおにょうぼう)

 

かなり、ありますよね。妖怪と言えば怖いのばかり想像しちゃいますが、丸毛なんて、コロンとしていて可愛いデザインです。

 

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お化けにもいろんなのがいるわけでして

髪の毛だけでこれほどの妖怪がいることに驚きますよね。人の思い入れが強いものほど死してお化けになると考えれば、犬とか猫、人が変化したものなんかは当然、多いって想像つきますが。

 

となると、髪の毛も古来から、人間の思い入れが強い人体器官だったと言えるのではないでしょうか。

 

水木さんの作品だけでなく、いわゆる「怖い系」のストーリーって、たいてい髪の毛が象徴的に使われますもんね。「貞子」とか典型例じゃないでしょうか。

 

まあ、怖い、怖いっていう気持ちは分からないでもないけれど、薄毛族にしたら複雑。全身が毛に覆われているとか、思い通りに毛を伸ばせるとか、ハゲからするともう、うらやましい限りですもん。

 

hagenotorisetsu.hatenablog.com

 

逆に、じゃあハゲの妖怪っているのでしょうか。デザイン的にハゲているというのじゃなく(デザインでいいのなら、ぬらりひょんも当てはまってしまうから)、人をハゲさせてしまうとかの能力的な方で。

 

ちょっと思いつかないし、ググってみても見つからなかったです。キャラデザインがハゲてるのはいましたけどね。

 

はぁー。ここまで書いてきて、ふと思いました。新聞に載った一つのコラムで、ここまでハゲについて思いめぐらせてるの、自分だけじゃないのかって。

 

病的ですね(笑)

 

最後に本日の髪の毛! 妖怪じゃなく、私の。 AGA(薄毛)治療生活は129日目になりました~。


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